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第11回日本胎児心臓病研究会
Japanese Society of Cardiology 11th Annual Meeting
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 このたび第11回日本胎児心臓病研究会の主催を拝命されました日本赤十字社医療センター新生児科の与田仁志でございます。

 日本胎児心臓病研究会は先天性心疾患を持つ児が胎内診断により、胎児期および新生児期をより適切な状況下で治療を受けられることを最大の目標とし、1995年に長野こども病院で里見元義先生の下、第1回の研究会が開かれて今回で11回を迎えます。本学会は日本小児循環器学会の1分科会でありますが、会の性質からしまして小児循環器科医のみならず、産婦人科医、新生児科医、看護師、助産師、超音波検査技師、臨床心理士など非常に幅広い分野からの参加者が集い、毎回、活発な議論が繰り広げられるユニークな研究会であります。研究会の歴代の主催者を見ましても、小児循環器科医のほか、産婦人科、新生児科と多彩であります。

 かく言う私も新生児科医として日々、新生児の医療に励んでいる者でございますが、先天性形態異常の新生児が入院した際に、患者家族から必ずと言っていいほど「この病気は胎児期から分からなかったのですか」という質問が発せられます。確かに新生児の先天性の病気は胎内から存在するものですが、特に先天性心疾患は形態異常のなかでも胎内診断されにくい分野と受け止められているのが現状です。したがって産科の先生のみに診断を押しつけることなく、小児循環器の力を導入するシステムづくりが重要で、スクリーニングから診断・治療、患者家族のサポートまで多くの関係各科の知恵と協力が必要なことはいうまでもありません。本研究会の目指すべきひとつの目標でもありますのでより多くの皆様の御来集を期待致しております。

 なお、私が所属します日本赤十字社医療センターは大学病院と異なりスタッフも少数で皆様にご満足のいただける会を催せるか不安もありますが、スタッフ一丸となって主催に向け尽力する所存でございますので何卒よろしくお願い申し上げます。来る平成17年2月11日12日は品川でお会いできることを心待ちにしております。

日本赤十字社医療センター 新生児科
与田仁志